髭いらないじゃん!

 四の方のブエノスアイレスの舞台を初日に見に行った。観劇後、チケットを譲って下さった方に最初に言った一言が「髭いらないじゃん!」だった。
 今回の新曲で歌番組やMVを見るたびに、「今回は舞台でラテンのタンゴ系だから、四の方ではどうしたって髭がないと雰囲気が出なくて駄目だろう」と思って髭撲滅派は封印していた。が、内容からも四の方の演じる2役からも、髭いらんじゃん、と思った。撲滅派を封印していた苦労を返せ。
 舞台内容は面白かった。チケットを譲って下さった方が髭撲滅派の方なので、感想第一声が「髭いらないじゃん!」にはなったが。
 四の方の動きの特質も、ある意味予想以上だった。四の方の踊っている最中や映像で見られる動きから予想はしていたが、その予想以上にタンゴ系の動きは不得手、適性がなかったらしい。あのレベルで体を動かせる成人男性の動きとしては、やはり四の方の動きはかなり特異だ。四の方の動きを、何をやっても男性的な格好いい動きだとみなしてしまう信者ファンには決してわからないだろうが。どれほど長期間動きを見ていても、実際には信者ファンは自分の理想を見ているだけで四の方そのものを見ているわけではないのだろう。
 演じる才能をメインに見ていた舞台監督等が、四の方の動きの特異性を気づけなかったのはしょうがないだろう。あの年齢であんな特異な体の使い方をする四の方が、ある意味非常識な存在なので。

 今回のエントリーはブエノスアイレス、序章?。ゆうさん、お返事またしても遅れていてごめんなさい。