五の方の告白かつ宣言(Music Lovers-2)

 纏めて書こうと思うと、なかなか書き始めないのでここでの書き方を変更。取り敢えず小さいパーツが纏まったらそこでアップする形にしてみる。後で読み返すときには、纏まっていた方が絶対に読みやすいのだが、それだと書き進めにくいらしい。

 前エントリー補足から。書きなぐって、ちょっと気が済んだらしい、自分。
 六の方がこの時点で笑っていない理由を分からないと書いたが、正しくは”限定しにくい”と書いた方が妥当。昔の映像などでよくあった話を聞いていなくてボーとして付いていけなかったので笑っていない、というわけではないのは分かる。五の方の語る内容を聞きながら、目が大きいから六の方の瞳がかなり頻繁に様子を探るように動いているのが分かる(頭の向きも同様に動いている)。話題の中心になっている四の方にも瞳を向けているので、この話にかなり関心を持って聞いているのは分かるのだが。

 もう1つ。社長さんが想定した”初期メンバー構成”。恐らく他の4人のメンバーも、四の方五の方がセットになっていると当然思っていたのだろう。なので、四の方が入っていなかった初期構成と言い換えてもいいのだが、長いので、”初期メンバー構成”のままで。

「四の方は入らないの?。じゃあやりたくない」
この時「入らないの?」と聞きながら腕を組む五の方。恐らく、この段階で自分が次に語ろうとしている社長の言葉「(四の方は)入らない」、それを思い出しての身体反応だと思われる。当時を思い出しているのだが、腕を組んでいるのは五の方の現在の心理状態。
 つまり、これは過ぎ去った過去の告白であるだけではなく、現在の心情の五の方の宣言でもある、と思われる。四の方のいない状態を作ろうとする人間に対し「そんなことはさせない」という五の方の宣言的な動作が、あの腕組みではないかと。だから、あの告白をしているときの五の方には、強い気概が見える。ネットであの言葉をしゃべる五の方を健気だと言う人もいたが、私には全くそうは取れなかった。寧ろ健気と言う環境に受け身的な性質とは、真逆の方向性の性質が見受けられる。

 話題の中心でありながら、全く触れていない四の方の動向。四の方は多分繰り返しこの話を五の方から聞かされていると思われる。そして、途中からうつむきはじめて聞いている四の方は、口元が嬉しそうに綻んでいる。ヒヨちゃんのくせに、可憐だなと、思ったものです。この辺りの判断根拠も含め、未だ続く。