白装束2

 気がつけば、明日はコンサートDVD発売日。運が良ければ今日1種類が自宅に届くはず。相変わらず書くのが遅い。

 一昨日家族が見ていたTVで、ヘヴィーメタルの歌い手が発声練習をしている映像があった。日が差し込む窓際のキーボードでド、レ、ミと音を出していくのは他の歌ジャンル発声練習と同様なのだが、いかんせんヘビメタではやはりというか歌う時同様のシャウトなので、どの音に対しても同じ音程?で。差し込む陽射しの長閑さと合わさりかなり異様な風景で、崩れ落ちるほど笑ってしまった。ヘビメタは練習してはいけない、ぶっつけ本番で行かねばいけない物、と知った。
 某グループが1枚まるごとヘビメタの曲でCDを出したら、流石に買えないだろうな(個人的にラップと一緒でヘビメタを音楽と認識出来ないので)。1曲混ざっている位ならば、買える…とは思うが。
 ヘビメタほどではないが前エントリーのアンダルシアみたいな曲も、基本的には某グループの範疇には入ってこない曲だろう。なのでああいう場所でもないと6人揃ってのああいう踊りは見る機会が無いので、貴重な映像だったかも。
 五の方の踊りも力強かったが、更に上を行きそうだったのが東山さん。ポーズを取っている間も、踊りたいのか力強く頭を振っていた。(1曲通して踊らせてあげたかったです)

 先月12月26日エントリー「白装束1」の続き。23日と25日に放映された少クラのクリスマススペシャルのヘイケハのファーストコンサート。その映えある?1曲目「剣の舞」、ご本人たちがマイクを持っていないところが、どうにも面白くて。
 某事務所は所属タレントたちを纏めて”ファミリー”みたいな括りをしているようだ。が、私にとっては、あまり他グループを”うちの子”扱いをする気にはならないようだ(嫌いとかではなく、レンジが狭くてそこまで興味が広がらないだけ)。ただ先輩バンドグループだけは、上3人の子達のせいか何となく親戚のお宅みたいなのに近い感じを持っているもよう。
 そんな某事務所の踊りのレッスン方針?。前エントリーでも触れたが、古くはクラッシックバレエをベースにした類のものを使っていたようだが、途中からそれを止めているよう。クラッシックバレエをベースとザックリとしたイメージで書いていたが、踊る前の踊らない基礎訓練で180度の前後開脚左右開脚や、鏡を見ながらポーズというよりも姿勢をチェックを要する種類の踊りのことを自分としては指しているつもり。
 先輩グループを含め一の方二の方世代までは、180度開脚が出きるのだが、三の方世代あたりから怪しくなってくる。この辺でバレエ的なカリキュラムを止めてしまったように思える。なので、下3人や後輩一番人気のグループはほぼ出来ない。以下の年代で出来る人がいるとすれば事務所指導ではなく、別途個人で習ったのだろう。
 TV番組録画予約検索ワードに”バレエ”を入れていたら後輩一番人気グループ1月14日放映の「〜にしやがれ」が録画されていた。番組内で即興?でコーラスラインを踊っていたが、23歳ぐらいからバレエを習い始めた市村正親という60歳台のゲスト俳優さんの方が、足が高く上がっているという事実(現役バレリーナに比べれば上がっていないが)。その俳優さんは習う以前は踊りとは余り縁がない生活をしていたらしいので、”恐るべしバレエ”。
 やはり股関節等の柔軟性も無いよりはある方が良い、と思う。大半の踊りに対して応用が効くし。
 そして、某グループが長く踊ってくれるつもりなら(最新オリスタによると一の方はその気はある)、このままだと先に三の方以下が踊れなくなりそうな可能性が。やっても損は無いだろうし。某事務所、今からでもデビュー組(四の方とか嫌がりそうな気もするが)も含めて再度取り入れてみたらどうか、とつい思ってしまう。
 
 話を戻して「剣の舞」。ゲンジ役の後輩さんたちも、バレエとは縁がない世代。なので、一の方二の方のバレエを基礎とした足の振り上げの高さが際立って見える。
 歌の最後の方「世界中に 叫びたいのさ」の「世界中に」でゲンジ役の子たちも含めて全員で右足を振り上げているシーン。長老側からのカメラ映像なので少し分かりにくいし動きが早いのでコマ送りにしないと分かりにくいのだが、長老と三の方は背後に映るゲンジ役の子と同じくらいの振り上げの高さ。そしてそんな人たちが足を振り下ろし始めても、まだ右足が更に上がっていく一の方二の方。あの早いテンポの曲の中で、それでも足をきっちり振り上げてしまう二人のバレエ的基礎の習性が微笑ましい。
 もう1ヶ所。斬り合う前の間奏部分で、ゲンジ役が左右に待機している時。頭に羽を付けたゲンジ役の子が画面右下で剣を水平に構えて止まっている時(この曲が終わった後、6人が階段を降りていくときに三の方が口ずさんでいるメロディの直後の部分です)。画面にはベースさんとその真後ろに一の方、その画面右側に二の方。その3人は剣を振り下ろした後に左足を振り上げるのだが、ベースさんが重なっていてここでの一の方の動きがほぼ見えない。まあ、一の方二の方は動きがほぼ同類だから二の方の動きと同じだろうと思ってコマ送りをしてみたら、二の方の左足の軌道とほぼ同じルートを、一の方の左足つま先がベースさんの頭を越える高さで通過していた。
 一の方二の方は、某グループの曲の踊りではこの辺の能力を存分に使えない(下の子たちが出来ないから、機会が無い)。もったいないな、とも。2002年のデュエット曲映像を見て以来持ちつづけている印象。

 「剣の舞」のミュージカルモードの武人と切腹してしまった人。
 6人の口元を見ていると、両グループリーダーとベースさん、この3名は曲の間歌っていない。残り3名は歌っている。二の方と三の方とキーボードさんは、かなり楽しそうに歌っている。長老とベースさんは体力と足を痛めている関係で余力が無いためと思われる。
 一の方はミュージカルの武人というよりは武士(もののふ)になりきっているために歌っていない感じがある。洋風の剣よりも日本刀を持っている動きっぽい印象を受ける。剣の舞というよりも刀舞?。微妙に1人だけ別世界になってしまっていますが。
 先ほど同様、ゲンジの子たちと斬り合う直前、6人が左足を軸にして右足を90度前方に動かしていく直前に取ったポーズなどが。画面左に映る楽しそうなキーボードさんとは逆に、一の方は体はほぼ正面を向けているが顔を右に切っていて(画面左に向けていて)、かつ剣の持ちかたがやはり日本刀っぽい。個人的に気に入っているポーズの1つ。その後の斬り合う直前のミュージカル本能で剣を1回転半ほど回してしまう動きも気に入っている。
 二の方。この斬り合いの中、なぜか真顔で切腹してしまう。なぜなんだ、HIROSHI!。どうしても名で呼びたくなる不思議行動。
 そして斬り合い後、ヘイケハは左右の舞台上で控えているのだが、ここもおかしくて好き。舞台左手側の、長老と村の若者1、2風。必死で身振り入りで打ち合わせをしている。長老に”違う”と説明しているらしい若者三の方。
 右側では、討ち入り前(←白装束のせいで)の武士ないしは頭(かしら)。胡座をかいて座る姿まで重厚感があるというか堂々としすぎて、2日に一緒に映像を見たMein Freund1と「(一の方にしては)堂々としすぎだ。どうしたんだ」と心配して騒いだ。ベースさんは頭の決断を待つ子分というか舎弟。
 二の方…。先の突拍子もない不思議行動とは打って変わって、正座風にすわって両手を膝に置いているので、討ち入りする身を案じる奥さんのよう。態度の激変ぶりにMein Freund1と大受け、「HIROSHI!凄い」と。
 そんな左右の舞台脇物語で更に笑って楽しんだ「剣の舞」。

 終演後の?6人での対談。カウントダウン等の行動もそうだが、やはりバンドグループは思考もアグレッシブ。もしヘイケハでCDデビューする機会があるならば、その機会にバンド3人の前へと出ることを考える思考を某グループ上3人は、少しだけお勉強してくると良いかも?。