デスラー総統がおっしゃるには

 ボヤッキー話題。8月25日のMステは、その1週前の時よりは多少は貧乏臭さが薄れていたので多少はマシだと言えよう(この回では高確率で隣に座った六の方に翌日の映画初日挨拶髭があったせいかもしれないが)。が、私の中のデスラー総統が仰るには「Vに劣化したがる男は不要だ」とのこと(”ガミラスに下品な男は不要だ”の雰囲気の伊武雅刀氏のお声で)。そんなわけでボヤッキーで継続中。
 前エントリーにいただいたnanaさんのコメントについての返事等がこのエントリーの本題。それと最後にお知らせ。


 nanaさん。あの吠えまくっているだけの前エントリーにコメントを付けられるとは、ちょっと驚きました。当方の返事が遅いので読んでらっしゃるかわからないまま書いているのですが、もしかしてコメントいただいたのは2度目でしょうか?。書き方と内容が何か以前似たような感じでコメントをくださった方がいたなと思い、探してみたら2013年9月9日に同じお名前の方からもらっていたのですが。nanaさんというお名前はシンプルな名前なので同名の別人の方だったら申し訳ないです。
 で、教えていたブログはとても興味深かったです。仰る通りかなりの記事が削除されてしまっているようで残念でした。が、運良くGOOGLEのキャッシュに残っている物も少しあったので、それは遡って読んできました(ついでにEVERNOTEに保存)。教えていただいた記事「ダンスと振りの違い」も同様に削除されてしまうかもしれないと不安になったので、これもEVERNOTEに。nanaさん、いい場所を教えていただきありがとうございます。
 多くの点で趣味に合うブログだったのですが、その1つに昨年2016年の記事(記事タイトルは「まぁ、いいんじゃない。」、←これも削除済みでキャッシュに残っていた物)。ここに色気について書かれてる部分がありました。信者系ファンが語るものと違って、私には納得(というか同意)し易い内容でした。表現の仕方の問題もあるのかもしれませんが、信者達が本人の妄想願望を通してしか書けていないものと違い、彼女のブログは多分客観性がある視点から色気について書いたものではないかと。この方に、2011年SHB!コンサートの「supernova」の色気について書いてみてもらいたいものです。本日久しぶりに上記の「supernova」の検索をネットでしたら、曲中で二人組になるシーンで、一の方と組んだボヤッキーについて、「一の方を力で押さえ込んでいるギラギラオーラが漂う色気」みたいな記事を引き当ててしまい、ゲンナリしてしまいました。うん、やはりnanaさんが教えてくださったブログの人ならこんな妄想がかった見方はしないだろうな。
 もう1つはボヤッキーの踊りを「キレッキレ」とかいう手垢の付いた表現をしていないこと(削除された記事があるので絶対の自信はないのですが)。その言葉が褒め言葉として世間一般で通っているのは知っていますが、手垢というかボヤッキーの動きに合わない音の響きだと常々思っていたんです。この「キレッキレ」という音の響き自体は、もっと筋力に頼った動きの人間に対して使われる響きであると私は思っている、キビキビした動きとかと類似した種類の動きで。V5+(旧某グループのことです。ボヤッキーを付けると長くなるので今後は”V5+”で)の動きの中で、「キレッキレ」というのを敢えて使うとすれば、三の方、五の方かと。動きというか筋力にバネがある感じの動きが多いので。
 あ、ボヤッキーにも該当する時代があったのを思い出しました。ただしそれは2000年以前のコンサート映像に限定です。時系列で追えるのがコンサートDVDしかないので完全ではないですが、2002年以降の動き(曲の表現の仕方ではないことに注意)には「キレッキレ」というのは不似合いな動きの質になっています。V5+にはまって一気にDVDを遡って見ていった当時、その2年間での動きの質の差のギャップに顎が開くほど驚いたのを覚えています(以前このブログでこの辺の動きの質の変化は書いたことがあったかと)。

> いつか四の方の動きについて書いてくれたらいいなと思っています。
 四の方?、そんなものは居りません、ボヤッキーです!。上記のご要望はボヤッキーに言ってください。奴が劣化した外観を作りたがる限りは、私は観察する気力がこそげ取られてしまうので(思いっきり責任転嫁です)。
 ボヤッキーの動きについては、基本的に私が書いているのは運動学者高岡英夫さんが書籍に書いたことが大体ベースになっており、そこにボヤッキーの筋肉を酷使したがらない効率の良い動きから私が感じ取れたことを書いているだけので、私の書く二番煎じな記事を読むよりも高岡英夫さんの本を図書館ででも借りて読んでしまう方が余程良いと思います。その上で、高岡さんの書いていることは本当なのかなと検証するつもりでボヤッキーの動きを見ると面白いかと。
 唐突ですが、ララムリという山岳部族(?)がいます。ウルトラマラソンという長距離マラソンの一種?に強い人々で、その中にアルヌルフォさんという人がいます。『地球イチバン 世界一走り続ける民 ララムリ』で検索すると45分位の動画が見つかるかと思います。NHKの番組だったのですが、興味深い内容でした。で、その動画の19分位からララムリの人たちが山道を走る姿が映るので彼らの動きを比較出来るので分かりやすいかと思います。どのララムリもすごい健脚なのですが、アルヌルフォさんの走りは、どのララムリとも違い軽やかで気持ち良いのです。特に斜面を下っていく動きは落下エネルギーを損なわずにそのまま利用し体重を感じさせないような動きです。踊っているボヤッキーの動きに私が感じるものと似ているなと思いました。また、性格面でも寡黙なのではなく言葉で表現するのが苦手そうなところも、案外似ているかも。
 もし万が一興味がありお時間があるなら探してみてください。見つからなければ、このエントリーのコメント欄に一言くださればなんとか出来るかもしれません。
 私がボヤッキーの動きについて書くときは、こういう原始的なレベル(表現力とかそういう文化レベルではなく)になります。
 と、ここまで描いてボヤッキーの動きについて1つ思い出しました。現在放映中のドラマで7月28日放映の「蘭子という女 後編」でのアクションシーンは納得しました。「リスクの神様」でも以前ちらっと見た「ランチの女王(番組名これであってます?)」もアクションシーンが嘘っぽくって感覚が納得しなかったのですが。ボヤッキーの動きがどうこうではなく、あの軽いパンチで相手があんなに倒されるはずないじゃないとか、そういう演出側の稚拙さで納得できない。ヒメアノ〜ルのDVDのAMAZONのレビューで私のこのような感想と同じものを感じて書いている人が以前一人だけいて、「ああ、私以外にもそういうのを感じられる人がいたんだ」と親近感を覚えたのを記憶しています。あと一言。私は未だにヒメアノ〜ルを見ていません。知り合いに頼んで放映されたのをダビングして貰って入手済みですが。なのでヒメアノ〜ルでも不自然さが十分ありそうという推測で書いてます。
 で、現在のドラマの話に戻って。スピードがあっても軽い動きしかできないボヤッキーは落ちていた刃物を使ってしか相手を撃退できないという演出?がとても納得しました。余談ですが、六の方が「あの人と自分も(SPで)戦ったことがある」みたいなことを(コンサートで?)言ったそうですが、自分の映画の番宣が忙しくなる直前なのにボヤッキーのドラマを見ていたんですかい、六の方。そういえば六の方がボヤッキーを評して”天才”と言っていましたが、どうやら六の方にとっては”天才”とは1作に一人はいるレベルのようで、そんな大量の”天才”は安っぽい評価でしかない(せいぜい”能力がある”程度が妥当な表現でしょう)。が、ボヤッキーが演じることについて興味があるという点に於いては六の方は真摯なようで。余談終了。
 ただ、そういう動きの質を感じ取れる人間は少ないみたいで、そういう感覚のズレがあるので他人に語る時に分かってもらえない可能性が高いことを前提に会話をすることになるのは案外徒労感があったりもします。"当たり前”という共感とういか感覚の共有を説明に利用出来ないので、要領を書く文章が更に無駄に長くなる傾向があるし。
 ボヤッキーの動きに限らず他の人の動きに対しても感じる感覚は同様なので。メジャーな作品で言えば、実写映画「るろうに剣心」の操。彼女の蹴りがとっても重そうで違和感を覚えた。逆刃刀を取り返しに来た剣心に操が踵落としみたいな足技をかけた動きを見た時、あれに当たったら昏倒しそうだなと思うくらい重みが効いた足技で、他の登場人物達の殆どがスピード重視の重みがない攻撃動作が殆どだったので操の動きにだけ違和感を感じることになった。恐らく、操は本来は一番重みがない動きであるべきキャラクターのはずなのだが。これも演じた人の質が悪いとかではなく、他の出演者達の動きのタイプと比較した場合のバランスが悪かった例だが。
 因みに、私はボヤッキーには演じる能力をさほど求めていないので、マルチに演じる能力を付けて重みの効いた動きをやれるようになって欲しいなんて、欠片も思わないです。ボヤッキーが、昨年2016年に筋トレマシーンを欲しいとか言っているのを聞いたときはゾッとしたものですが、二の方の結婚の報告があった11月歌番組で、胴上げに加わらないボヤッキーの姿を見て安心したものです、『良かった、筋トレ熱から早々に覚めてくれて』と。その後の幾つかの歌番組でのボヤッキーの動きや行動を観察して筋トレとは縁が切れたらしいことを確信。ついでに言えば、前エントリーにおける「メンバーから外してしまえ」よりも「六の方のように筋力をつけるなど本気の努力して」の方が自分にとっては最終奥義だったのです。ボヤッキーの個性である特殊な動きを捨ててもいいと思うほど、奴の本質に似合わない貧乏くさい髭面髪型が許せないです。
 演じる関連で1つ。次の舞台の監督さんが、ボヤッキー(の舞台での佇まい)に木蓮を連想するというのを読んで、多少の興味はあります。ボヤッキーの擬態でないナチュラルな部分に気づいてくれているのかなと。
 お返事以上です。お返事と言いつつ、すみません、コメントの返事からいつの間にやら個人的な書きなぐり文になってしまいました。


 最後に一応お知らせ。
 ボヤッキーの筋力が低めである可能性を考えようとすらしない信者系ファンに読まれて勝手に自分に都合の良い解釈をされていそう(←被害妄想が80%)なのが嫌なので、このエントリーを最後にこのはてなダイアリーでの記事を終わりにし、はてなブログに引き継ぎで移る予定です(移す方法を勉強中)。上手く使えなくて出戻ってくる可能性もあり。移行した場合のURLは書きません。引っ越した後、1つ2つ記事を書いて終わりということも有りえます。また書くにしてもV5+以外のことも書く可能性も大きいです。
 万が一、酔狂にも検索で探そうという方へ一言。V5+の中で世間一般の評価ではなく、当方が一番可愛いと思っている人間と同じ人間を、同じ方向性で可愛いと思っている方ならば検索してみるのも構いませんが、これに該当しない方にとっては検索する程の価値はないと思います。
 逆に、上記に該当する珍しい方で検索しても見つけることができなかった方へ。このエントリーのコメント欄にご自身のメールアドレスと失敗した検索ワードを書いてくだされば当方から連絡します。


9月5日追記:はてなブログに移行完了済み